弄って楽しく遊んで楽しい
で、発売されたのが今から30年以上昔の1987年とかのこと
ちょうどプログラミングの仕事をし始めたころで他のことに目を向けるような余裕もなく「ちょっと面白そうなマシンがでてきたけどCPUが68000で全グラフィック系で音源がFMかよ、趣味専用じゃ財布をはたいては買えないな」って言うのが当時のジャッジでした。
で、時は流れ存在を忘れていたx68000に目を向ける時が来たのです。
なんと遅い。本当に遅い。シャープからNiftyのフォーラムに公開されて20年!!
公式情報の乏しい古代のパソコンをあれこれエミュレートしたりするのも面白いけどそこまで時間をかけられないし発売台数が少ないのは情報も手さぐりになるし大変、そしてエミュレータはROM(実機の内部の固定プログラム)イメージが必要だしなかなか中古買ってまでとはならないな。しかしX68000についてはシャープの英断によりROMイメージが用途や配布方法を限定はしているものの開放されているのです。知らなかった!無念。
単にBIOSに相当する部分だけではなくて開発用のBASICやCも各種仕様まで明らかにするおおらかさ。素晴らしい。早速エミュレータXM6TypeGを仕込んでみました。
これで68000の機械語をふくめていろいろ実験できそうです。
なによりエミュを実機に近づけるための制限を開放しての速さが速いのが魅力。
今時10MHzの68kの速さはないわ。ゲームを再現するときだけで充分でしょ。
(200624)マンデルブロー集合とか動かしてみると遅いと前評判の高かった?X-BASICはやっぱり遅かった。オプションでVM,MPUともにノーウェイトで臨んでも512x512で798秒
※このX-BASICってgotoでwhileやforループから抜けられなくてちょっと遠回りしました。
(往年の8048てワンチップCPUの組み込みBASIC-52とこの点の仕様が似てますね。知っててよかった)
でもこれって、もし「ぺけBASIC」で噂通り3-4倍速くなっても・・・うーんやっぱり最近のwindowsの環境下の言語って速いんだ。まあぼちぼちと弄って楽しみます。
なにかにとちくるって実機に手を出さなくてよかったかも・・・もうロマンのない人ですみません。