好きなんですよねBASIC
何のかんのと言ってハンドアセンブルの機械語の次に憶えた言語ですから・・
で、行番号付きの古代BASICとの付き合いはこないだのエントリーで本当に控えなくては貴重な時間がどんどん失われていく
で、ふと別の目的でwebサーフィンしてて思い出したのが「smallbasic」
microsoft謹製の初心者向け言語です。
以下の特徴があるけど遠い昔に行番号付きの古代BASICで出来てたことのうち教育で使いそうなことは出来てる感じですね
まあ実用プログラムを作ろうと思うとファイル系が弱いのでしんどい
凄いなって思う点は
1)コンパイラなのです。実行にはSmallBasicLibrary.dllが必要ですけど吐き出す実行ファイルのサイズはかなり小さい。ただし実行は遅い
2)ネットにつながった環境であれば作成したプログラムを共有するための機能として「発行」と「インポート」各メニューが使える。
3)機能をオブジェクトのメソッドの形で呼び出すのだけどC#で拡張機能が比較的楽に書ける。
4)配列が無宣言で結構自由に使える。awkの配列と同じように文字列を配列の要素指定に用いることができるのと要素数もかなりたくさん持てるようなので2次元配列を用いてオブジェクトの配列のような使い方も可能。
えらい割り切りすぎでは?って思う点は
1)グローバル変数しかない
2)手続きはあるけど関数は作れない
3)IO系が命令が極端に少ない
4)文字列操作の関数が少ない
この辺りはmicrosoftとしては超入門用として用意してるのかな
でもIDEも面白いのでちょっと注目する
(もう行番号付きBASICしかわからないような人に面白い言語を紹介して使ってもらうなんてことは僕の指導力とかでは絶対に不可能。)
C#やVB.NETで拡張できるってのも面白い
結構簡単にできそうでアイディアさえあればイロイロと実験できそう
ちょっと余談
最近 いろいろ古いBASICに決別を告げるべくfreebasicやQB64などWindows7時代にちょこちょこ触って遊んでいた言語の最新版と思しきものをWindows10環境にセットして動かしてみたけどちょっとグラフィック命令を実行しようとするとコンパイルエラーが出たのには驚いた
以前のバージョンで動いていたソースが通らないって・・
いくらできる実行ファイルがgccを使っていて速くても・・
もうね、こらえ性が無くなってて一応のことはデフォでできて発展するときにちょっと調べるくらいですすんで行ける言語環境しか触れなくなっているんだなあって思いました
過去に楽しませてもらったので感謝して速攻アンインストールしました
時間は有限なので「本当に」この手の言語に時間を使うのは止めます